耳ツボダイエットで使用する部位
耳ツボの刺激部位は①神門②食道③噴門④胃⑤肺⑥内分泌の6か所です。
※MAで始まるナンバーはWHO番号付きの経穴です。
①神門
①神門[MA-TF1Ershenmen 耳神門Earshenmen]への刺激は、不安と痛みを軽減し、気分を高揚させる経穴であり、鎮静や消炎作用があるとされています。
②食道③噴門④胃
③噴門[MA-IC7Benmen ③噴門Cardia]への刺激は、食欲を抑制する効果や体重を減少させる効果があるとされる経穴です。塩味に敏感になる「塩味覚過敏」が認められています。噴門の働きをより高める目的で、③の噴門を中心とした上下の経穴点として②の食道[MA‐IC6Shidao 食道 Esophagus]および④の胃[Stomach]を刺激する部位に採用しています。
耳ツボの位置と効果
⑤肺
⑤肺[MA-IC1 Fei 肺 Lung]への刺激は、満腹感を高めるため、空腹感を減少させる効果があります。そのため、食事の摂取量を減らすことができ、体重を減少させることができると報告されています。また、塩味覚過敏が認められています。
⑥内分泌
⑥内分泌[MA-IC3Neifenmi 内分泌Hypothalamo-Hypophyseal Axis]への刺激は、下垂体を介して全ホルモン系を安定化させる働きがあるとされています。