ダイエットの鍵 レプチン

レプチンとは

投稿日:2017年6月2日 更新日:

耳ツボダイエットの理論の鍵、「レプチン」

アデノディポサイトカインの中でも、ダイエットを考えるうえで重要なのが「レプチン」です。
「レプチン」は白色脂肪細胞で作られる食欲の抑制とエネルギー代謝の調節にかかわるホルモンのことです。

脂肪細胞から分泌されるペプチドホルモンで、「アデノディポサイトカイン」の代表的なものです。

1994年、遺伝性肥満マウスの原因遺伝子を研究する過程で発見され、ギリシャ語で「痩せる」を意味する「leptos」から命名されました。

「レプチン」は、インスリンの刺激を受けて作り出され、視床下部にある満腹中枢に作用して食欲を抑えます。また交感神経を活性化させて脂肪を燃やしエネルギーの消費を促すことで肥満を抑制する働きがあります。

通常は食欲を抑える働きをしますが、肥満が進むとレプチンの分布量が相対的に少なくなるだけでなく、レプチンの働きが悪くなて行きます。これを「レプチン抵抗性」といいます。

-ダイエットの鍵, レプチン
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

耳ツボの作用機序

ダイエットを制するには、無駄なカロリーを摂らない為に食事制限することが大切なことは誰もがわかっていること。このダイエットの成功を左右するカギが、耳ツボダイエットにあります。耳ツボの刺激により、白色脂肪 …

塩味覚敏感による効果

Contents1 塩分の摂取量を抑えられる1.0.0.1 「耳ツボダイエットで使用する部位」はこちら1.0.0.2 その理由は、 塩分の摂取量を抑えられる 耳ツボの噴門と肺への施術を行うと、「塩味覚 …

肥満とは1

Contents1 肥満とは1.0.0.1 BMI計算式2 肥満の分類 肥満とは 体に脂肪が過剰に蓄積した状態。 肥満の判定は身長と体重から計算されるBMI(Body Mass Index) という数 …

メタボリックシンドローム

「メタボリックシンドローム」とは、内臓肥満に高血糖、高血圧、脂質異常症が組み合わさることで動脈硬化をきたし、動脈硬化症の生活習慣病である脳梗塞や心筋梗塞などを招きやすくなっている状態のことです。 心臓 …

塩味覚敏感による効果

塩分の摂取量を抑えられる 耳ツボの噴門と肺への施術を行うと、「塩味覚」が敏感となることがわかっています。その理由は、味覚を伝達する神経は、舌咽神経、迷走神経、顔面神経の分枝である鼓索神経及び大錐体神経 …